2023/05/17
社会福祉士養成科・科長の片桐です。
日本福祉教育専門学校では働きながら『社会福祉士』国家資格を目指せる夜間部があります。
私はこちらの科長です。
当科は大学新卒のかたはもちろん、仕事をしながら、早期退職・定年退職を見据えたセカンドキャリアを検討されているかた、など20代から70代まで様々な想いを抱いている学生の皆さんが在籍しています。
ぜひお読みいただいている皆さんのなかで今の自分では資格取得は難しい、とおもっていらっしゃるかもしれません。
その不安を打破すべく、社会福祉士養成科の学びの取り組みをコラムとして紹介していきます。
ぜひご参考ください。
さて、五月病という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
五月病は病気ではありませんが、4月に大きな環境変化のあった方が、新しい環境への適応がうまくいかず、ゴールデンウィークの連休明けの今頃から、なんとなく体調が悪い・・・、やる気が出ない・・・などの状態に陥ることを言います。
入学者の全員卒業と国家試験の全員合格を目標とする当科にとっても、この五月病は大きな課題です。
そこで、ゴールデンウィーク中の平日(月~金)は授業を受けるリズムを崩さぬよう、社会福祉士養成科通信という学科の掲示板に掲載する壁新聞をオンラインで更新するとともに30分程度の動画授業を行いました。
今年度は、5月1日(月)から5月5日(金)の5日間=5回の動画配信を行いました。
どんな動画配信だったか、配信した動画のひとつをご紹介します。
こちらは社会科学における「機能」について説明する動画です。
これはゴールデンウィーク中に見かけたコラムに掲載されていたアマルティア・センの言葉を引き、それを解説する動画ですね。
このように、普段の授業でなかなかじっくりやれないものの、ソーシャルワークの見方・考え方を理解するうえで大事な概念や人物を説明する、そんな内容の動画を1日一本配信してみました。
フルタイム勤労者が多い当科では、通年でモチベーションを維持しつづけるのは大変なことですが、そのための工夫を、社会福祉士養成科として様々に行っています。
以上、五月病を乗り越えるための社会福祉士養成科における試みの紹介でした。
担当教員:片桐正善先生
本校社会福祉士養成科科長
社会福祉士
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