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【授業レポート】「長すぎた入院」ドキュメンタリー映像から学ぶ精神医療の現実|精神保健福祉士養成学科(昼間部)

2025/04/30

こんにちは!日本福祉教育専門学校です。

4月14日(月)の「ソーシャルワーク実習指導」の授業では、NHK Eテレのドキュメンタリー番組『長すぎた入院』(2018年放送)を視聴しました。

 

 

この映像は、精神科病院に何十年も入院し続けていた当事者の姿を追ったドキュメンタリーで、

視聴を通して「精神医療の歴史と課題」「支援の在り方」「人権」について深く考える時間となりました。

 

【見えてきた“精神科病院大国”日本の現実】
映像では、39年間にわたり入院していた一人の男性が紹介され、本人の視点から長期入院生活や退院後の暮らしが語られていきます。

 

【なぜこれほど長く入院が続いていたのか?】
その背景には、退院支援体制の不備や、家族や地域からの理解不足、さらにはかつての国の政策に基づく「収容」中心の精神医療の構造など、複雑な要因があることが見えてきます。

 

 

また、東日本大震災と原発事故が「強制的な退院」のきっかけとなった現実も描かれ、医療が本来果たすべき役割について、改めて問いかけられる内容でした。

 

授業中、学生たちはメモを取りながら真剣に映像を見つめていました。
映像の中で印象的だったのは、「病院では常に誰かがついている。でも、いまは一人で歩ける。それが幸せ」と語る元・入院者の言葉。
「当たり前の生活」が当たり前ではない現実に、多くの学生が静かに衝撃を受けていた様子でした。

 

精神保健福祉士を目指す私たちにとって、長期入院の背景や社会のしくみを理解することはとても重要です。
「入院しているから安心」ではなく、「地域で暮らし続けられる社会をどうつくるか?」という視点での支援が、

これからの実践には求められていきます。

今後の実習や学びにつながる、深く考えさせられる授業となりました。

 

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