2019/05/13
2019年4月26日に2019年度第1回ソーシャルワーク実践研究会が日本福祉教育専門学校161教室にて開かれましたのでレポートさせていただきます。
《「ソーシャルワーク実践研究会」とは》
日本福祉教育専門学校の社会福祉士養成学科(昼間)と
社会福祉士養成科(夜間)の卒業生の学びの機会として卒後教育として立ち上げた研究会です。
今回の報告内容であった「8050問題」は、80代の親がいわゆる「ひきこもり」とされる50代の子どもの生活を支えるという問題です。
「8050問題」は、昨今ニュースでも大変話題になっています。
報告者が敢えてそれらニュース合わせたわけではなく、
実はどの地域包括支援センターでも抱える身近な問題であることが今回の研究会で共有されました。
というのも、報告者は入職して1か月後にはこの問題に具体的に出会い、この1年ずっとこの問題に付き合い取り組んできた、そのプロセスこそが今回の報告の内容だったからです。
さらに、卒業生で議論する中で見えてきたことは、
「8050問題」は、見方によっては、ひきこもり支援や障害者支援、高齢者支援など、様々な支援の場が交差する、そのような可能性として論じることもできるということです。
そのような可能性を具体的に形にしていかなければならない、
という時期がすでに到来していることを表しているのではないでしょうか。
そこで求められているものは多様な支援を越境する視点であり、そこにこそ社会福祉士の可能性があるのではないか、これが今回の事例検討会の結論となりました。
【次回の開催日について】
2019年6月28日(金)19:40~
日本福祉教育専門学校本校舎161教室
*報告者やそのタイトルが決まり次第、HP上でお知らせさせていただきます。
合格者数全国1位。
1年制の最短コースで社会福祉士国家資格を取得できます。
合格者数全国1位。
土日休みの「週休2日制」で、16:30から無理なく通えます。
合格者数全国1位。
18:10授業開始のため、働きながら学校に通えます。