自治体の”心の相談室”をご存知ですか。

新型コロナウイルス感染拡大やその影響でこれまでの日常生活とはまったく違った生活を送らざるを得ない状況になっています。
そのため、以前と違った生活リズムになったり、いままでできたことができなくなったり、と行動を制限させることによって大小さまざまなストレスを感じているかと思います。

2897646_s

この先の見えない苦しい状況がつづくなかで、自分自身、家族の心の健康についてもしっかりと見つめていかねばないないと思います。

そのため、いま、自治体はこころのケアのよりどころになる先として「心の相談室」という窓口を設けているのはご存知でしょうか。
電話相談やメール相談、LINE相談などもできる自治体もあるようです。

自治体のホームページを検索いただくと窓口があります。

あれっちょっと変だな、なんか不快だと自分自身に変化を感じた場合には活用いただくとよいかと思います。

——————————-
こころの健康を保ちつづけるために、
生活リズムを乱さない (早寝早起)
適度な運動や活動をする
メディアから離れる(コロナから離れてみる)
などに取り組むことが必要です。

また今後の懸念点として、生活リズムを戻せねばならなくなるタイミングが危険です。

我々はコロナウイルスのせいで仕事や学業、余暇の過ごし方などの生活様式が変更せざる負えないと強いられ、否応なくそれに対応をしてきました。
しかし、この生活様式を再び、もとのいままでの形に変化させることになる場合、さらなるこころとからだへのストレスが負荷となることが予想されます。

たとえば、
 ・テレワークや在宅勤務から通常出勤へ戻ること
 ・休業、短縮営業から通常営業時間へ戻ること
 ・休校から登校開始となる学習形態の変化
など、ここ1~2か月で急激に生活様式変化をしてきたなか、再度、急激な生活スタイルの変化を求められることになります。
ひとはこのような急激な変化には強くはありません。自分が感じる以上にストレスをこころとからだは感じます。そうなると普段以上に不規則、不健康な生活習慣を定着しやすくなり、心の不健康にもつながります。

たとえば、
インターネット・SNS依存
アルコール依存
ギャンブル依存
ゲーム依存
など、ストレスを緩和するためにこれらへ依存傾向になることも多くあります。
しかしながら依存症は一度起こると自分ではコントロールがとても難しく、悪化するしかありません。

依存予兆が自分のなかで起きている、変化を感じている場合はには「こころの相談室」を訪ねてみてください。

長くなりましたが、「こころの相談室」では精神保健福祉士がおひとりおひとりのお話を聞き、その悩みの対処方法を一緒に考えていきます。

2154731_s

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

記事一覧へ戻る

新着記事

さらに表示

閉じる