こんにちは。日本福祉教育専門学校入試広報課です。
言語聴覚療法学科2年生の小野さんへ前期実習が終わった感想などをインタビューさせていただきました。
(実習先は埼玉県深谷市の老人介護施設・維持期)
これから言語聴覚士を目指す方に向けて実習での学びのイメージを膨らませていただけましたら幸いです。
前期実習を振り返って大変だったことなどの感想を教えてください
大変だったことは2つですね。
そのため実習前の準備と実習中の生活に慣れる事が大変でした。しかし実習先の近くで生活できて、実習地へ通うの楽なので宿泊実習は利点がいっぱいです。
2つめは実習中は座学で学んだ事だけでは説明できない症例や症状を目の当たりにすることばかりだったのでそれを調べるという事が大変でした。
実習を振り返るとすべてが新鮮で楽しかったです。
実習中はどんなことを経験しましたか?
まずは言語聴覚士の仕事や施設の見学から始まります。ご自宅に訪問する「訪問リハビリ」 やST室で行うリハビリ、 施設の他職員がどのような仕事をしているか、 など施設内を見てまわりました。
特殊だと思いますが実習中に、 施設の納涼祭に参加させて頂きました。
ここではダンスを披露したり、 わんこそば、 縁日に参加し、利用者様との交流をすることができました。STの職業役割とはまた違う経験ですが、利用者様 の笑顔を見ることが非常に心に残りました。
実習指導者の先生との関り方とは?
実習指導者=「厳しい」のでは?勝手なイメージを持っており、体育会系出身だったので「ある程度の厳しさなら耐えられる・・・ 」と覚悟を決めて臨みました(笑)
しかし、 実際はとても優しい先生で、実習だけでなく、 言語聴覚士の働き方や現状、就活のアドバイスなど頂き、 悩み相談までしてくださいました。
利用者様だけでなくそこで働く専門職同士、多職種連携が欠かせない職場なんだなとあらためて実感しました。
また日福では実習前に5月に「実習指導者会議」があります。
この機会を通じて実習指導者の先生と実習前にお会いすることができます。
実習初日に知らないところへひとりで向かうのは大変心細いですが、日福では事前にお会いできてお話を伺うことができるので大変心強かったです。
実習での一番の思い出は何ですか
実習最終日に感謝の気持ちを込めて何かできないかと思い、利用者様の前で歌を披露させていただきました。職員の方含め、総勢50名ほどが集まってくださり、歌い終わったときに温かい拍手をいただきました。最後に利用者様よりお手紙と一言づつメッセージをいただき、短い期間だったけど少しでも皆さんの心に寄り添えた存在になれたのかな、ととても感動し感涙しました。
教室の授業ではわからなかった「温かい心」をこの実習では体感することができたのだと思います。
実習前の準備について教えてください
実習前にいままでの授業の総復習をしました。演習の授業は実習に関わる内容が多く含まれていたので、 実習先に必要な知識だと感じたところは復習しました。
特に自分が 一番力を入れたことは検査練習です。実習先においてある、 検査道具は一通り、満遍なく練習していきました。 その中でも利用頻度が高そうな検査は何度も同級生と一緒に繰り返し練習をしま したね。
日福の本校舎7階にはたくさんの検査道具がおいてあり、学生は自由に使うことができます。
時間があれば同級生と1対1で検査練習を行うことがあります。また先生も検査練習に付き添ってくださるので安心です。
後期実習にむけて意気込みを教えてください!
前期(維持期)とは違い、後期は急性期病院への実習になる為、色々と学びの違いがあると思いますが、持ち前の笑顔と元気だけは忘れず臨みたいと思います!
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小野さん、お忙しいところインタビューありがとうございました!
言語聴覚士が関わる維持期の福祉施設における実習についてお話ありがとうございました!
後期実習は分野が異なる実習先ということなのでさらに多くの学びを身につけてきてくださいね♪またお話聞かせてください!
(インタビュー:入試広報課)