言語聴覚士による摂食嚥下リハビリ

2019/09/11

嚥下障害

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1、摂食・嚥下障害とは?

 

脳卒中や脳性麻痺、口腔、咽頭、喉頭などの疾患、

神経難病などの中枢神経系疾患などで、

「食べる」機能に障害が生じることを

摂食・嚥下障害といいます。

 

また、高齢者がよく食事中にむせてしまうことでもわかるように、

加齢による嚥下障害もあります。

 

摂食嚥下障害は、超高齢社会において重大な健康問題の一つになってきました。

 

高齢化が進むなか、食べたいと思うものを最期まで楽しく口から食べるという、

人間として最も基本的な生命維持機能だけあって、

食文化としての楽しみは、QOL(生活の質)にとても大きく関わってくるのです。

 

 

2、摂食機能療法とは?

 

摂食・嚥下リハビリテーションでは、

患者様が安全かつ楽しく生活ができるように、

栄養摂取の方法を確立することを目指します。

 

患者様に合わせた食事や栄養摂取のスタイルを確立することが、

嚥下リハビリの最大の目標です。

 

 

嚥下障害の評価は嚥下造影検査、ビデオ内視鏡検査、反復唾液嚥下テスト、

水飲みテスト、フードテストなどがあります。

 

このような検査結果をもとに、重症度を判定し、治療効果を予測しながら、

治療環境を考慮に入れてリハビリテーション治療が進められます。

 

嚥下機能に対する訓練は、おもに脳疾患、肺炎などの呼吸器疾患、

認知症、高齢者(とくに要介護)、神経難病などの中枢系疾患、

その他医師が必要と判断した場合におこなわれます。

 

適切な評価の後、言語聴覚士がリハビリスタッフと連携しながら訓練を進めていきます。

 

 

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

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