若年性アルツハイマーのサインとは

若年性アルツハイマー

 

アルツハイマーとは

 

アルツハイマー型認知症は、

脳にアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なたんぱく質が溜まり、

神経細胞が壊れて死に減っていくため、

認知機能に障害が起こると考えれています。

また徐々に脳全体も委縮していき身体の機能も失われていきます。

 

アルツハイマー型認知症ではごく定番ですが

「あれ?昨日の夕飯何食べたかな?」というような

最近の出来事を忘れてしまうという症状が見られます。

 

このような記憶障害は記憶を司っている海馬と呼ばれる部分に病変が起こり、

脳に記憶が出来なくなる状態が発生しているためです。

このような記憶障害が自分自身で認識する何年も前から、

実は脳のなかでは異変は発生しているのです。

 

アルツハイマー型認知症は進行性のある病気であるため

完治することは現代では難しいとされています。

 

そのため治療方法としては、早期発見時から投薬する事で

症状の進行を緩やかにするということが治療方法となります。

 

早期発見・早期治療開始が非常に重要な病気です。

 

 

高齢者アルツハイマー認知症との違い

 

若年性アルツハイマー認知症は40代~60代前半の活躍世代に発症する認知症を指します。

 

高齢者アルツハイマー認知症の場合は加齢とともに発症することが多いため、

物忘れをしたりするとすぐに周りの方たちが認知症を疑ってくれます。

そのため早期発見がし易いです。

 

一方、若年性アルツハイマーの場合は、ちょっとやそっとの物忘れ程度だと、

疲れやストレス、として自分自身で整理してしまい、

認知症の可能性をつぶしてしまうのです。

 

そのため若年性アルツハイマーは早期発見がされにくいといわれており、

世間としても認知度が低い病気といえます。

 

たとえば、仕事中に手順がわからなくなったり

何を注意されているのかわからなくなったり

大事なアポイントメントを忘れたり

という症状があらわれているならば一度、

若年性アルツハイマーを疑ってみていただきたいです。

 

 

▼若年性アルツハイマー認知症チェック項目

 

・いままでできていた何でもないことができなくなった

・仕事上で失敗やミスが目立つようになった

・まわりと話をすることが減った

・休日に部屋に閉じこもることが増えた

・元気がないように見える

・わかりやすい、ごまかしや嘘をつくようになった

・会話が噛み合わない、適当に話を合わせている

・趣味や関心ごとに興味がなくなった

・もの忘れが目立つようになった

 

 

もしかして若年性アルツハイマーかも?

と心配になったらこちらのサイトをご参考になっていただき

早めに医師(脳神経内科・精神科)への受診をおすすめします。

>>>全国若年性認知症支援センター

 

 

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

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