音楽療法士とは
対象者のニーズに合わせ様々なスタイルの音楽療法を実施します。障害のある人でも楽しめるように音楽活動をアレンジしたり、リハビリの補助手段として音楽を用いたり、ベッドサイドで演奏する場合もあります。
メリット1
年々需要が高まっている資格メリット2
活躍の場が幅広く
さまざまな働き方ができる

音楽療法士の仕事はこのような内容です
音楽療法士のこと |
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利用者のこと |
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音楽療法士の活躍の場
特別養護老人ホーム/有料老人ホーム/介護老人保健施設/ホスピス/デイサービスセンター/障害者支援施設/障害児発達支援施設/放課後デイサービス/フリーの音楽療法士/認知症病棟/リハビリテーション病院/精神科病棟 など
音楽療法士になるために
音楽療法士は民間資格のため、どのような人でも音楽療法士として働くことは可能です。「日本音楽療法学会」が認定する音楽療法士の資格が最もよく知られています。
日本音楽療法学会認定の音楽療法士になるためには、専門学校(2年以上)・高等専門学校・短期大学・大学いずれかを卒業し、3年以上の臨床経験を積む必要があります。その後、資格試験受験制度へ参加し、音楽療法士試験に臨みます。音楽療法学会の認定校を卒業することで直接試験に臨むこともできます。
(2年以上)卒業
・高等専門学校卒業
・短期大学卒業
・大学卒業
3年以上の臨床経験
ための制度に参加
療法学会の
認定校を卒業
日福で音楽療法士を目指す
本校の音楽療法コースは、実習先として提携している施設数が27。児童から高齢者まで幅広い領域の現場で、実践的に学ぶことができます。2年間で合計60日以上と圧倒的な現場体験学習を積むことで、自分がやりたい音楽療法が見つかると同時に、実践力が身につきます。
- 現役音楽療法士による
実技の授業が豊富 - 2年間で60日以上の
音楽療法実習 - 社会福祉主事任用資格が取得でき
福祉現場で確実に就職できる
卒業生の声

- 音楽で、人の可能性を
引き出したい。 - 高島 結衣さん(28歳)
社会福祉学科 音楽療法専攻(現・コース)2010年卒業 - 通所介護/通所介護ふくろうデイサービス勤務
[資格]社会福祉士/介護支援専門員/日本音楽療法学会認定音楽療法士/学習療法士
5歳からピアノを習っていたこと、両親が福祉関係の仕事をしていたこともあり、音楽療法士という職業に興味を持つようになって日福に入学しました。入学直後から、先生方からたくさんのアドバイスをいただきながら実習に参加していたので、「実践力」に自信が持てるようになりましたね。
現在は地域包括支援センターや障害者支援施設など、計7施設で働いています。卒業から7年の間、いろいろな利用者の方に合わせて演奏するうちに、ジャズや演歌など500曲近いレパートリーを修得し、演奏できる楽器も増えました。毎日、日福での学びをベースに勉強を続けている感覚です。
臨床中は、言語障害を持っている方がはっきりとした発音で歌ったり、車椅子の方が立ち上がって踊りだしたりと、その人が持っている可能性を垣間見られる出来事がよく起こります。そのキラキラした瞬間を見られるのがこの仕事の醍醐味。素敵な力のある音楽を通して、利用者さんとご家族、地域の方など、いろんな人がつながれるような場所を作るのが、私の目標です。